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【市況】豪ドル週間見通し:5月利下げの思惑後退


■やや強含み、3月雇用統計は予想以上の強い内容に

先週の豪ドル・円はやや強含み。16日発表の3月雇用統計が予想以上に強い内容だったことから、5月利下げの思惑は後退し、リスク選好的な豪ドル買いが広がった。米国の早期利上げ観測が後退し、投機筋などの米ドル買い・豪ドル売りが大幅に縮小したことも豪ドルの対円レートを下支えした。取引レンジは90円47銭-93円04銭。

■下げ渋りか、5月利下げの思惑後退

今週の豪ドル・円は下げ渋りか。3月の雇用統計が予想以上に強い内容だったことから、5月利下げの思惑は後退した。また、米早期利上げ観測の後退を意識した米ドル売り・豪ドル買いは継続しており、豪ドルは対円で底堅い動きを続ける見込み。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・22日:1-3月期消費者物価指数(前年比予想:+1.3%、10-12月期:+1.7%)

・予想レンジ:90円00銭-95円00銭

《TN》

 提供:フィスコ

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