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【経済】アベノミクスの内紛:本田&浜田 VS 黒田


安倍政権の経済ブレーンである本田内閣官房参与と浜田内閣官房参与は、円安を牽制する発言を繰り返している。
・本田内閣官房参与
「円安のスピードは、想定していたよりも速い」
「ドル・円は、130-135円以上には上昇しない見通し」

・浜田内閣官房参与
(13日発言)
「購買力平価からすると120円はかなり円安。105円位が妥当」
「1ドル=125、130円と思っている人は注意必要」
(14日発言)
「105円は購買力平価であり、スポットレートの水準ではない」
「120円は許容できるが、125-130円は購買力平価から乖離し過ぎている」


すなわち、安倍政権の経済ブレーン達は、1ドル=130円以上にはならない、と思っている。

しかし、黒田日銀総裁が異次元の量的・質的金融緩和で追求しているインフレ目標2.0%に到達するには、1ドル=140円が必要との試算がある。

《MY》

 提供:フィスコ

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