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【経済】イエレン・ダッシュボード、ブレーキを警告か?


米国の1?3月期の非農業部門雇用者数の平均は、19.7万人となり、米国連邦準備理事会(FRB)が「労働市場の正常化」と判断している20万人以上の持続的な雇用を割込んだ。


「忍耐強く」という束縛を解いた3月の連邦公開市場委員会(FOMC)では、「労働市場の一段の改善と、インフレが中期的な目標である2%まで上昇するとの理にかなった自信が生まれたときに利上げに転じる」と表明している。


昨日発表された19の雇用関連指標で構成される「米労働市場情勢指数(LMCI)」は、2012年以来のマイナスに落ち込んでおり、本日発表される求人労働異動調査(JOLT)が低迷していた場合、イエレンFRB議長が注視している「イエレン・ダッシュボード」で、ブレーキランプが点灯することになる。

《MY》

 提供:フィスコ

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