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【市況】富田隆弥の【CHART CLUB】 「想定通り4月に備えた一服」


日経平均は23日に1万9778円まで上げ2万円に迫った。政策相場、年金買い、外国人買い、景気回復、そして配当取り……と皆が強気に傾いたが、その後は足踏みとなり、26日に一時349円安の1万9397円と急落。当てにしていた配当分を帳消しにしてしまった。

◆V波を達成、彼岸で頭を打ち、皆が強気に傾いたのだから「一足お先に利食い」という投資家がいても不思議ではない。

◆テクニカルが過熱を強め、山も高くなれば風雨も強まる。だが、1月16日安値から引く抵抗線や25日線の上にあり上昇基調は継続する。この基調を維持しているうちは「流れに従う」のが基本で、押し目買いとなる局面も遠からずやってこよう。

◆そして切り返せば、4月新年度入りで2万円乗せから「2万0833円」指向となろう。ただし、外国人主導の日本株であるから欧米株がカギ握ること変わらず、その動向にも目を配っておく。

(3月26日 記)

「チャートブック週足集」No.2018より転載 情報提供:富田隆弥のチャートクラブ
(「株探」編集部)

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