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【材料】扶桑薬が反落、3Dマトリックスの止血剤製造承認申請取り下げを嫌気

 扶桑薬品工業<4538>が反落。前週末13日の取引終了後、スリー・ディー・マトリックス<7777>が今15年4月期中に見込んでいた、吸収性局所止血材「TDM-621」の製造販売承認について、医薬品医療機器総合機構(PMDA)との協議で、止血材の有効性についてより精度の高い検証が必要との結論に至ったことから国内製造販売承認申請を取り下げると発表したことが悪材料視されている。扶桑薬は09年7月に3Dマトリックスと「TDM-621」の国内独占販売契約を結んでいることから、これによる今後の業績への悪影響が懸念されている。なお、扶桑薬では「15年3月期業績予想の変更はない。開示の必要性が生じた場合は、速やかに知らせる」とコメントしている。

扶桑薬の株価は14時37分現在320円(▼14円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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