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【材料】蔵王産業が反発、市場1部指定替え・配当増額

 20日、蔵王産業 <9986> [東証2]が3月13日付で市場1部に指定替えすると発表したことが買い材料。TOPIXの算出対象銘柄になることから、同指数連動型ファンドの組み入れ需要を見越した先回り的な買いが先行した。

 同時に、市場1部指定記念配当4円を実施する形で、15年3月期の期末配当を23円→27円に増額修正したことも好感された。年間配当は50円(前期は46円)になる。

 併せて、公募増資などで最大42万6000株の新株の発行を発表し、株式価値の希薄化や株式需給悪化が懸念されたが、市場1部指定替えによる知名度の高まりや配当増額を好感した買いが優勢となった。株価は昨年来高値を更新した。
(「株探」編集部)

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