【市況】豪ドル週間見通し:ギリシャ債務協議進展でリスク選好の買いも
■上昇、ギリシャ債務協議の進展期待で買われる
先週の豪ドル・円は上昇。ギリシャ債務協議の難航が嫌気されたが、協議進展を期待した短期筋などの豪ドル買いは継続。豪準備銀行(中央銀行)による追加利下げは織り込み済みとなっており、豪ドルは93円台前半まで買われた。取引レンジは91円60銭-93円46銭。
■下げ渋りか、ギリシャ債務協議進展でリスク選好の豪ドル買いも
今週の豪ドル・円は下げ渋りか。豪準備銀行(中央銀行)による早期追加利下げの思惑は後退していないが、ギリシャ債務協議の進展を好感してリスク選好的な豪ドル買いは継続する可能性がある。ドル・円相場に大きな動きがない場合、豪ドルは91円台で下げ渋る可能性がある。
○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・26日:10-12月期民間設備投資(予想:-1.4%、7-9月期:+0.2%)
予想レンジ:91円00銭-95円00銭
《TN》
提供:フィスコ