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【市況】英ポンド週間見通し:GDPの改定値を受けて強含み推移か


■やや強含み、英中銀によるインフレ率上昇見通し

先週のポンド・円はやや強含み。英国の10-12月ILO失業率が低下したこと、2月英中央銀行の金融政策決定会合議事録でインフレ率上昇の見通しが示されたことが要因。しかし、1月のコアインフレ率が前年比+0.3%となり、12月の+0.5%から低下したことで対円レートの上げ幅は縮小した。取引レンジは181円54銭-184円21銭。

■やや強含みか、10-12月期国内総生産(GDP)が手がかり材料に

今週のポンド・円はやや強含みに推移すると予想する。10-12月期の国内総生産(GDP)改定値が前年比+2.7%と予想されていることで、やや強含みに推移する見通し。予想通りであれば、英中央銀行の利下げ懸念は払拭されそうだ。利上げ観測が浮上し、ポンドはやや堅調に推移する可能性がある。

○発表予定の主要経済指標・注目イベント
・26日:10-12月期国内総生産(GDP)改定値(予想:前年比+2.7%)

予想レンジ: 181円00銭-186円00銭

《TN》

 提供:フィスコ

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