【材料】ウォーターダイレクト---「選べるCLYTIAの天然水」販売開始、光通信の連結子会社に

ウォーターダイレクト<2588>は13日、2015年3月期第3四半期（14年4-12月期）の決算を発表。売上高は73.02億円、営業利益は1.63億円、経常利益は1.43億円、四半期純利益は0.39億円となった。15年3月期より連結決算をスタートさせたため、前年同期比増減率はない。

「地産地消」を具現化するべく、従来からの主力商品である「CLYTIA 富士山のお水
」のほかに、島根県浜田市金城町を採水地とする「CLYTIA 金城のお水」、熊本県阿蘇郡南阿蘇村を採水地とした「CLYTIA 阿蘇のお水」の2種類を追加、「選べるCLYTIAの天然水」として販売を開始した。

2015年3月期通期業績は、売上高が100.00億円、営業利益が4.50億円、経常利益が4.00億円、当期純利益が1.50億円と予想している。従来予想は据え置きとしている。

総合生活支援サービスが実施していたTOBが終了、38.35%を保有する筆頭株主となった。それに伴い、総合生活支援サービスの親会社である光通信の連結子会社となっている。新たな販売チャネルによる新規顧客開拓や既存顧客とのリテンション対策など事業シナジーの創出が見込まれ、企業価値の向上につながると期待される。

《AK》

　提供：フィスコ