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【材料】東特電線が大幅続伸、A種優先株式消却し希薄化回避

 東京特殊電線<5807>が大幅続伸、一時前週末比155円高の1504円まで上げ幅を広げた。
 1月30日取引終了後、A種優先株式を自己株式として取得、消却すると発表した。同社は2012年にみずほ銀行へ1000株、りそな銀行へ850株の計1850株のA種優先株式を発行、20億3500万円を調達し、事業構造改革を進めてきたが、損益、財務体質が改善したことから、株式の希薄化を避けるため、A種優先株式を消却することを決定した。
 同時に15年3月期の連結業績予想を修正。持分法適用会社の業績好調で、最終利益を21億円から22億円(前期比51.2%増)へ引き上げた。売上高は160億円(同12.5%減)、営業利益は11億5000万円(同19.7%減)で据え置いている。第3四半期累計の連結決算は、売上高124億6900万円(前年同期比9.8%減)、営業利益9億8200万円(同14.5%減)、最終利益21億1100万円(同89.1%増)だった。

東特電線の株価は13時49分現在1452円(△103円)


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)

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