【材料】メディアグローバルリンクス---マルチメディアIP伝送装置を軸にグローバル化を拡大

メディアグローバルリンクス<6659>は、IPビデオルータやマルチメディアIP伝送装置、光波長多重伝送装置などの通信系機器と、HDプロセッシングシステムやA/Dコンバータなど放送系機器、また館内デジタル自主放送システムなど、通信と放送を独自技術で融合させた、常に市場のニーズをとらえた製品を提供。

足元の業績は、2015年3月期第2四半期（14年4-9月）売上高が前年同期比53.9％増の30.09億円、営業利益が同5.4倍の7.35億円、経常利益が同4.4倍の7.64億円、四半期純利益が同5.1倍の6.87億円だった。主力製品であるマルチメディアIP伝送装置（MD8000シリーズ）を軸として海外での事業展開を着実に進めている。アジアでの販売が伸び悩んだが、オーストラリアと米国においては販売が前倒しで推移し、売上は期初の計画を上回る増加となった。海外での製品納入が続伸したことにより、海外売上比率は89.7％に。

15年3月期については、売上高が前期比17.2％増の50.50億円、営業利益が同57.5％増の4.75億円、経常利益が同33.0％増の4.95億円、純利益が同25.0増の4.00億円を見込んでいる。

《AK》

　提供：フィスコ