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【市況】NY原油先物週間見通し:もみあいか、米長期金利上昇やドル高が重石に


■NY原油先物
安値:54.51ドル
高値:58.53ドル
終値:54.73ドル
前週末比(騰落率):-4.20%

■続落、供給超過への警戒感高まる

NY原油先物2月限は続落。国際エネルギー機関(IEA)による需要見通し引き下げの影響は一巡したが、産油国による減産は期待できず、供給超過に対する警戒感が高まったことが要因。米ドル相場の上昇を嫌気した売りも観測された。株高は材料視されず、NY原油先物は55ドルを下回る展開となった。


■もみあいか、米長期金利上昇やドル高が重石に

想定レンジ:54.00~56.00ドル

NY原油先物はもみあいか。世界的な供給過剰の状態はしばらく続くとの見方が多い。米経済の持続的な成長への期待はあるが、米長期金利の上昇やドル高傾向を嫌気した売りは続く可能性がある。新たな買い材料が提供されない場合、原油先物は55ドル前後でのもみあいが続くことが予想される。

《TN》

 提供:フィスコ

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