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【市況】中国本土株式週間見通し:上昇か、過熱警戒も緩和期待から先高期待は大きい


■上海総合指数
安値:2,665.69pt
高値:2,978.03pt
終値:2,937.65pt
前週末比(騰落率):9.50%

■大幅上昇、政策や域外からの資金流入に対する期待感

大幅上昇。同指数は週初こそ前週の上昇に対する利益確定の流れが先行したが、その後は4日続伸となり、連日で年初来高値を更新。約3年7ヶ月ぶりに29000ptを回復した。中国の政策や域外からの資金流入に対する期待感が相場を支えた格好。また、証券株にはマーケットの活況を手がかりに、ストップ高を付ける銘柄が続出した。


■上昇か、過熱警戒も緩和期待から先高期待は大きい

想定レンジ:2,800.00~3,150.00pt

上昇か。先週1週間の上昇率が9.5%となり、直近2週間で17%超の上昇をみせている。急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるものの、金融緩和政策を背景に先高期待は強く、強いトレンドが続きそうである。まずは節目の3000pt回復後の動向を見極めたいところか。経済指標では消費者物価指数(CPI)、小売売上高などが予定されている。

《TN》

 提供:フィスコ

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