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【市況】英ポンド週間見通し:強含みか、GDP改定値が前期比+0.7%予想


■ポンド強含み、10月のインフレ率と小売売上高は予想を上回る

先週のポンド・円は上昇。10月の英消費者物価指数が前年比+1.3%に上昇したこと、10月の英小売売上高が前月比+0.8%へ改善したこと、11月のイングランド銀行(英中央銀行)金融政策決定会合議事録がタカ派だったことがポンド買いを促した。取引レンジは181円10銭-186円13銭。

■ポンド・円強含み、英国国内総生産(GDP)に要注目

今週のポンド・円は強含みか。7-9月期の英国内総生産(GDP)改定値が前期比+0.7%、前年比+3.0%と予想されていることや日本の景気対策への期待感が高まっており、リスク選好的な円売りが継続する可能性がある。GDP改定値が予想通りであれば、ポンドは対円で強含みに推移すると予想される。

○発表予定の主要経済指標・注目イベント
・26日:7-9月期国内総生産(GDP)改定値 (予想:前年比+3.0%)
・28日:11月GfK消費者信頼感指数(予想:-1、10月-2)

予想レンジ: 182円00銭-187円00銭

《TN》

 提供:フィスコ

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