【市況】NY原油先物週間見通し:下げ渋りか、OPEC減産観測などが支援材料に
■NY原油先物
安値:73.25ドル
高値:79.85ドル
終値:75.82ドル
前週末比(騰落率):-3.60%
■続落、産油国の減産は小規模にとどまるとの見方で
NY原油先物は続落。大手産油国の減産は小規模にとどまるとの見方があることやドル高継続が嫌気された。中国の鉱工業生産の伸びが鈍化していることも材料視された。ただ、14日の取引では産油国の減産規模が拡大するとの思惑が浮上し、原油先物の下げ幅はやや縮小した。
■下げ渋りか、OPEC減産観測などが支援材料に
想定レンジ:75.00~77.00ドル
NY原油先物は下げ渋りか。OPEC(石油輸出国機構)の減産観測が浮上していることや米北東部における低温予報を受けて原油先物は下げ渋る可能性がある。ただし、需給関係の大幅な改善は期待できないとの見方が多く、原油先物の上昇は自律反発の範囲内にとどまるとの見方が多い。
《TN》
提供:フィスコ