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【材料】オリコンがストップ高買い気配、子会社がマグネシウム燃料電池の特許権取得

 オリコン <4800> [JQ]が29日、子会社のオリコン・エナジー、東北大学、独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)が特許庁に審査請求を行っていた、マグネシウム燃料電池を実用化していくうえで基本特許ともいえる発明の1件が特許権を取得したと発表したことが買い材料。

 オリコン・エナジーは資本業務提携の一環として、マグネシウム発電の研究者で東北大学名誉教授の小濱泰昭氏が設立したStoMに、当該特許の実施権を独占的に許諾する。さらに、両社は大学・研究機関・企業が参画するマグネシウム循環社会構想の実現を目指す「マグネシウム・ソレイユプロジェクト」と連携しつつ、共同で研究開発を行い、関連製品を製品化する方針。

 発表を受けて、マグネシウム燃料電池の実用化による将来的な業績貢献に期待する買いが殺到した。株価は80円ストップ高の396円買い気配。
(「株探」編集部)

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