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【材料】トップカルチャーが続落、後場発表の上期経常29.6%減を嫌気

  トップカルチ <7640> が続落。前場後半からプラスに転じる場面があったものの、後場(13:00)に決算を発表した後、再び下げに転じている。14年10月期第3四半期累計(13年11月-14年7月)の連結経常利益は前年同期比29.6%減の2.6億円に減り、通期計画の10.2億円に対する進捗率が25.9%にとどまり、5年平均の86.8%も下回ったことが売り材料視されている。

  直近3ヵ月の実績である5-7月期(3Q)の連結経常損益は1.3億円の赤字(前年同期は1.1億円の赤字)に赤字幅が拡大し、売上営業損益率は前年同期の-0.7%→-1.4%に悪化した。売上高の減少により売上総利益が0.8%減少したうえ、大型店出店に伴う設備費増や人件費など販売管理費が増加したことが響いた。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク)

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