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【市況】富田隆弥の【CHART CLUB】 「ここからアヤ戻り正念場」


日経平均株価は8日に1万4753円まで急落するが、先週(14日現在)は4日続伸で1万5300円台に戻すなど、8月になり相場は荒くなってきた。

◆7月31日から1週間で1000円急落し、チャートは25日線や75日線、200日線を一気に割り込むが、先週は4日間で580円戻して平均線を軒並み回復。日足の雲下限や週足の26週線、52週線で下げ止まり、上昇基調をなんとかキープした。8月8日時点の信用買い残が2兆8265億円と1533億円増えており、個人投資家がうまく突っ込み買いに動いたことがうかがえる。

◆ただ逆に、裁定買い残は8月8日時点で2兆6764億円と3275億円減少、裁定解消売りが相場急落の一因だったと言える。その裁定売買は外国人主導で、外国人はNYなど海外の株価次第であるから、やはり日本株を占う上でNYダウの動向は無視できない。日経平均もNYダウも日足はトレンドに亀裂を入れた。いまはアヤ戻りの段階で、これから正念場を迎える。

(8月14日 記)

「チャートブック週足集」No.1987より転載 情報提供:富田隆弥のチャートクラブ
(「株探」編集部)

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