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【市況】NY金先物週間見通し:やや伸び悩みか、米長期金利上昇に対する警戒感残る


■NY金先物
安値:1,281.00ドル
高値:1,314.60ドル
終値:1,294.80ドル
前週末比(騰落率):-0.80%

■金先物は弱含み、米国の早期利上げ観測浮上で

NY金先物は弱含み。米長期金利の上昇やユーロ安が意識されたようだ。1日の取引では7月の米雇用統計内容が予想を下回ったことで金買いが優勢となったが、7月末にかけて金先物は下落しており、代替資産である金の需要は増大しなかった。米国の早期利上げ観測が再浮上したことも金相場の下落につながった。


■やや伸び悩みか、米長期金利上昇に対する警戒感残る

想定レンジ:1,260.00~1,340.00ドル

NY金先物は伸び悩みか。ウクライナ、中東情勢の悪化を警戒した安全逃避の金買いは抑制されており、米国の長期金利が大きく下げない場合、金先物は1300ドル台前半で上げ渋る可能性がある。米長期金利がさらに上昇した場合、金先物が1300ドルを継続的に上回ることはやや難しくなりそうだ。

《TN》

 提供:フィスコ

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