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【市況】テーマ株や業績を手掛かりにした個人の売買は活発【クロージング】


22日の日経平均は反発となり、127.57円高の15343.28円(出来高概算23億株)で取引を終えた。21日のNY市場は下落となったが、地政学リスクへの警戒が和らいだことで下げ幅を縮めているほか、先週末18日には大幅に上昇していたこともあり、小じっかりのスタートに。その後もじり高基調が続くなか、後場寄り付き直後には15392.02円まで上げ幅を広げる局面をみせていた。

ただ、15400円近辺では上値の重さも意識されており、地政学リスクが後退したとはいえ、今後もくすぶることを考えると、上値追いは慎重な面もありそうだ。もっとも、個人主体の売買は活発であり、規模別指数では小型株指数の強さが目立っている。首都インフラ関連として低位の建設株が堅調なほか、介護・支援ロボット関連やゲーム関連、カジノ関連といったテーマ物色などが賑わっている。また、業績に絡んだ物色もみられており、今後本格化する決算を手掛かりした業績相場への移行が意識されそうである。

《KO》

 提供:フィスコ

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