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【市況】富田隆弥の【CHART CLUB】

 
「変化日の7月上旬に高値示現。出尽くし、陰転に注意」

◆7月7日から日経平均は4日続落(10日現在)。4日高値1万5490円からは270円ほどの調整で、まだ25日平均線の上でもあり、基調が崩れたという段階ではない。

◆だが、期日向かいで上げてきた相場は、7月上旬が変化日ポイント。成長戦略の発表を終えて「出尽くし感」が漂い、テクニカル指標も過熱を帯びていただけに、ここから25日線割れなどの基調変化には注意したい。5月21日安値1万3964円から10%上げ、大納会からの下げ幅に対して62%戻しを達成、チャートは達成感を募らせてもおかしくない。

◆GPIF改革を先取る形で年金や機関投資家が買い、慎重派の買い戻しで上げてきた相場だ。ここで勢いが止まると「皆が買い、買い戻しが一巡」として高値を形成することも想定される。

◆そして基調が陰転すると、「週足三尊」懸念が台頭してくる。日足では目先の下値抵抗線をすでに割り込んで注意信号を発しており、夏休みを控えたここでは少し慎重に様子見姿勢とするのも悪くない。

(7月10日 記)

「チャートブック週足集」No.1982より転載 情報提供:富田隆弥のチャートクラブ
(「株探」編集部)

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