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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(1):竹内製作所、ブロッコリー、JIN、クックパッド

■竹内製作所 <6432> 4,165円  +700 (+20.2%) ストップ高    本日終値
 10日、竹内製作所 <6432> [JQ] が決算を発表。15年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比2.2倍の28.6億円に急拡大して着地したことが買い材料。ミニショベル・油圧ショベルの需要が米英を中心に拡大し、53%の大幅増収を達成した。円安による利益率の改善やコスト削減も利益を押し上げた。上期(3-8月)計画の36.4億円に対する進捗率が78.6%に達したことで、業績上振れを期待する買いが向かった。

■ブロッコリー <2706> 1,127円  +150 (+15.4%) ストップ高    本日終値
 10日に決算を発表。「3-5月期(1Q)経常は74%増益で着地」が好感された。
 ブロッコリー <2706> [JQ] が7月10日大引け後(16:00)に決算を発表。15年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比73.9%増の4.5億円に拡大し、通期計画の18億円に対する進捗率は25.5%に達し、3年平均の19.3%も上回った。
  ⇒⇒ブロッコリーの詳しい業績推移表を見る

■ジェイアイエヌ <3046> 3,410円  +447 (+15.1%)   本日終値  東証1部 上昇率5位
 野村証券が10日付でJIN <3046> の投資判断を「リデュース(弱気)→ニュートラル(中立)」に引き上げ、目標株価を2200円→2900円に増額したことが買い材料視された。10日に会社側は決算を発表。14年8月期第3四半期(3-5月)の連結営業利益は前年同期比12.2%増の12億円に伸びて着地。これを受けてリポートでは、国内出店の抑制、コストコントロールを織り込み、14年8月期の営業利益を従来予想の28億円→32億円(会社計画は25億円)、15年8月期は37億円→40億円に上方修正。同証券では、高速出店の見直しと店舗あたりスタッフの増強は正しい戦略であり、「コスト抑制→既存店販売回復→再成長」の第1段階に入ると予想している。

■クックパッド <2193> 2,636円  +132 (+5.3%)   本日終値
 11日付の朝刊で「近隣スーパーのクーポンを配信」と一部報じられたことが買い材料視された。

■コシダカHD <2157> 3,840円  +165 (+4.5%)   本日終値
 10日、コシダカHD <2157> [JQ]が8月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の2分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大を期待する買いが向かった。同時に決算を発表。14年8月期第3四半期(3-5月)の連結経常利益は前年同期比18.2%増の13.1億円に伸びて着地。年間配当を従来計画の50円→55円(前期は50円)に増額修正したことも買いに拍車を掛けた。

■キヤノン <7751> 3,338円  +77 (+2.4%)   本日終値
 キヤノン <7751> が反発。日経新聞が11日付で「キヤノンの利益水準が回復してきた。2014年4~6月期の連結営業利益(米国会計基準)は前年同期に比べ1割増の1100億円前後になったようだ」と報じたことが買い材料視された。報道によると「主力の複写機が国内外で好調だった。デジタルカメラは販売台数が減ったが、コスト削減で補った」という。前年同期と比べた営業増益は5四半期連続となる見通しで、業績好調報道を好感した買いが向かった。

■ランド <8918> 15円  +2 (+15.4%)   本日終値  東証1部 上昇率4位
 10日に決算を発表。「3-5月期(1Q)経常は黒字浮上で着地」が好感された。
 ランド <8918> が7月10日大引け後(15:00)に決算を発表。15年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常損益は3.3億円の黒字(前年同期は2.9億円の赤字)に浮上して着地した。
  ⇒⇒ランドの詳しい業績推移表を見る

■アーバネット <3242> 271円  +31 (+12.9%)   本日終値
 10日に業績修正を発表。「前期配当を4.5円増額修正」が好感された。
 アーバネット <3242> [JQ] が7月10日大引け後(16:00)に配当修正を発表。14年6月期の年間配当を従来計画の7.5円→12円(前の期は1→200の株式分割前で1500円)に大幅増額修正した。
  ⇒⇒アーバネットの詳しい業績推移表を見る

■古野電気 <6814> 724円  +48 (+7.1%)   本日終値  東証1部 上昇率10位
 10日、古野電 <6814> が決算を発表。15年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比271倍の16.2億円に急拡大して着地したことが買い材料。漁業向けや商船向けの販売好調だった舶用事業が収益を牽引した。中小型生化学自動分析装置などが伸びた産業用事業の黒字転換も大幅増益に貢献した。第1四半期の収益拡大に伴い、上期の同利益を14億円→20億円に42.9%上方修正。増益率が4.2%増→48.8%増に拡大する見通しとなった。併せて、通期の同利益も25億円→28億円(前期は23.9億円)に12.0%上方修正した。前日終値ベースの予想PERが16.6倍→11.3倍に急低下し、割安感が強まったことも買いに拍車を掛けた。

■レイ <4317> 222円  +11 (+5.2%)   本日終値
 10日、レイ <4317> [JQ] が決算を発表。15年2月期第1四半期(3-5月)の連結経常利益が前年同期比2.3倍の2.1億円に急拡大して着地したことが買い材料。映像機器レンタルなどを手掛けるテクニカルソリューション事業の収益が拡大した。テレビCM部門の収益改善も増益に貢献した。上期計画の2億円を既に8.5%上回ったとあって、業績上振れを期待する買いが向かった。

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