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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):ファルテック、フィスコ、アジア投資、菱洋エレク

■ファルテック <7215> 4,180円  +340 (+8.9%)   本日終値
 29日、ファルテック <7215> [東証2]が6月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施すると発表したことが買い材料。最低投資金額が現在の3分の1に低下することから、株式流動性の向上と投資家層の拡大が期待された。同時に、株主優待制度の導入を発表したことも買いに拍車を掛けた。14年9月30日と15年3月31日現在で100株以上保有の株主を対象に、1000円分のQUOカードを贈呈する。また、15年度以降は3月31日現在の株主を対象に2000円分のQUOカードを贈る。

■フィスコ <3807> 1,297円  +92 (+7.6%)   本日終値
 29日、フィスコ <3807> [JQG]が発行済み株式数(自社株を除く)の3.55%にあたる25万株(金額で3億円)を上限に自社株買いを実施すると発表したことが買い手掛かり。需給改善や株式価値の向上といった株主還元が好感されたほか、株価浮揚策としてもポジティブに受け止められた。買い付け期間は6月2日から12月19日まで。

■日本アジア投資 <8518> 84円  -3 (-3.5%)   本日終値
 アジア投資 <8518> が大幅反落。29日、同社の投資先企業の白元(非上場)が東京地裁に民事再生手続開始の申立てを行ったことに伴い、営業投資有価証券評価損8億3900万円を計上すると発表したことが売り材料。同社では、白元の株式の13.55%を保有しており、投資有価証券評価損を計上による業績悪化を懸念する売りが向かった。

■菱洋エレクトロ <8068> 1,178円  -55 (-4.5%)   本日終値  東証1部 下落率6位
 29日に決算を発表。「2-4月期(1Q)経常は4%増益も対上期進捗は過去平均を下回る」が嫌気された。
 菱洋エレク <8068> が5月29日大引け後(15:10)に決算を発表。15年1月期第1四半期(2-4月)の連結経常利益は前年同期比4.2%増の4.9億円に伸びたが、2-7月期(上期)計画の11.5億円に対する進捗率は43.3%にとどまり、4年平均の62.4%も下回った。
  ⇒⇒菱洋エレクトロの詳しい業績推移表を見る

■オンキヨー <6628> 134円  +9 (+7.2%)   本日終値
 30日付の朝刊で「ハイレゾ音源を欧米で配信」と一部報じられたことが買い材料視された。

■長野計器 <7715> 682円  +42 (+6.6%)   本日終値  東証1部 上昇率10位
 29日に決算を発表。「今期経常は29%増益へ」が好感された。
 長野計器 <7715> が5月29日大引け後(15:30)に決算を発表。14年3月期の連結経常利益は前の期比40.6%増の12.8億円に拡大し、15年3月期も前期比28.5%増の16.5億円に伸びる見通しとなった。
  ⇒⇒長野計器の詳しい業績推移表を見る

■帝国電機製作所 <6333> 2,834円  +48 (+1.7%)   本日終値
 30日付の朝刊で「日立と提携、ポンプ保守を迅速に提供」と一部報じられたことが買い材料視された。

■アクロディア <3823> 270円  +4 (+1.5%)   本日終値
 29日に発表した「『サッカー日本代表 ヒーローズ』配信」が買い材料。
 NTTドコモが運営するゲームプラットフォーム「dゲーム」でサッカー日本代表チームオフィシャルライセンスソーシャルゲーム「サッカー日本代表 2014 ヒーローズ」の配信を開始。

■東京衡機 <7719> 41円  -1 (-2.4%)   本日終値
 29日に業績修正を発表。「前期経常を一転赤字に下方修正」が嫌気された。
 東京衡機 <7719> [東証2] が5月29日大引け後(17:45)に業績修正を発表。14年2月期の連結経常損益を従来予想の5000万円の黒字→2億7700万円の赤字(前の期は4100万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
  ⇒⇒東京衡機の詳しい業績推移表を見る

■百十四銀行 <8386> 344円  -7 (-2.0%)   本日終値
 29日に発表した「取引先債権に取立不能・遅延の恐れ」が売り材料。
 同行と子会社の取引先である白元が民事再生手続き開始を申し立て。白元の債権に取立不能または遅延の恐れ。保全されていない部分の債権約14億円は第1四半期で全額引当を行う。

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