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【材料】テクノ菱和---扶桑町ソーラー発電所の中部電力への売電事業が来期も収益化へ


テクノ菱和<1965>は、空調衛生設備技術を核として、無塵・無菌施設(クリーンルーム)など設備工事の設計・施工を主な事業とする。空調機器の販売、修理・サービス・リフォーム工事も手掛ける。設計・施工から竣工後の保守・メンテナンスまでを自社で一貫して対応できることが強み。

足元では、2014年3月期の通期業績予想を修正している。修正後の連結業績予想は、売上高が495.00億円、営業利益が9.60億円、経常利益が11.00億円、純利益が4.50億円を見込んでいる。売上高については、一部の手持工事の進捗率が想定を下回ったことが影響したが、利益面では、徹底した原価管理による工事採算性の向上や経費の見直し等が寄与する格好だ。

なお、来期の業績予想は現段階では発表されていないが、2013年12月から稼動開始した「扶桑町ソーラー発電所」(愛知県丹羽郡扶桑町)などが、発電した電力を中部電力<9502>に売電する事業などによって収益化されるとみられる。

《FA》

 提供:フィスコ

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