【経済】オバマ米大統領は「ピースメーカー」
オバマ米大統領は、オランダ、ハーグでの核安全保障サミットで、米国国家安全保障に関しては、ロシアよりもマンハッタンで核兵器が使用される可能性の方が、依然としてはるかに大きな心配事だ、と述べた。
ホワイトハウスの報道官は、オバマ米大統領は、機密情報に基づいてマンハッタンでの核兵器使用の脅威を懸念したのではなく、単なる例え話だ、と釈明した。
この例え話で思い当たる映画として「ピースメーカー(The Peacemaker)」がある。
ユーゴ紛争の復讐を誓うボスニアの外交官が、ロシアから盗まれた核弾頭を手に入れて、ニューヨークに持ち込み、国連ビルでの爆破を目論む。
「ピースメーカー」とは、紛争などの調停役、仲裁役という意味で、ウクライナ情勢を巡る欧米がその役割を担うが、「平和を気取る偽善者」という意味にもなる。
《MY》
提供:フィスコ