市場ニュース

戻る
 

【経済】パーティーの主催者交代:バーナンキ氏から黒田氏へ


イエレン第15代FRB議長は、11日の下院金融サービス委員会の公聴会で、日銀の量的・質的金融緩和政策を支持した。
「デフレ脱却を掲げた日本政府と日銀の政策は自然で理にかなう」
「日本が内需刺激を通じ、経済成長を加速させれば近隣国、世界経済にも利益をもたらす」


バーナンキ第14代FRB議長は、米国連邦準備理事会(FRB)の家訓でもある「米国連邦準備理事会(FRB)の仕事は、パーティーが盛り上がり始めたら、参加者から不満が出てもパンチボウル(酒が入ったボウル)をさっさと片付けること」(マーティン第9代FRB議長)に従い、200億ドルのテーパリング(量的緩和縮小)を実施した。


世界の流動性供給元は、バーナンキ第14代FRB議長の「ドル・キャリートレード」から黒田日銀総裁の「円・キャリートレード」に移行することで、イエレン第15代FRB議長は、新興国通貨不安を懸念することなく、テーパリング(量的緩和縮小)を継続できることになる。

《MY》

 提供:フィスコ

株探からのお知らせ

    日経平均