【経済】(中国)北京での新車購入はもはや「夢」、大気汚染深刻でナンバープレート規制再び
大気汚染の深刻化を受け、北京市当局が2008年の北京五輪前に実施した自動車のナンバープレートの奇数・偶数を基準にした通行規制を再開させる見通しだ。同市で実行されているナンバープレートの発給規制に加え、北京市で新車を購入することはもはや「夢」だといわれている。
報告によると、9月のナンバープレートの申込倍率は87倍に上ったという。大気汚染が一段と深刻化した場合、発給枚数はさらに減少される可能性も否定できない。なお、北京市の常住人口は約2069万人となっているのに対し、自動車の保有台数は537万1000台に上っている。一部の移住を検討しなければ、ガソリンなどエネルギー消費量が年々増加すると警戒されている。
《ZN》
提供:フィスコ