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【経済】明治の中国撤退:業界再編加速も一因、半数は5年以内に消える


明治ホールディングス<2269>傘下の明治乳業はきのう24日、中国市場から一時撤退する方針を示した。中国からの一時撤退について、コストの増加で利益率が大幅に縮小していることが主因だと説明されたが、同社が中国で価格操縦を行ったと認定されたことや、中国における乳製品業界の再編が加速していることなどにも関係しているとみられている。

中国の工業情報省は同日、乳製品業界の再編案を中央政府に提出したと発表。業界の競争力を強化するため、半数の企業が5年以内に消えるとみられている。また、価格操縦や品質問題などで外資系乳製品メーカーに対する風当たりが強まっているなか、この時期での一時撤退が賢明な選択だとの見方も浮上している。

《ZN》

 提供:フィスコ

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