市場ニュース

戻る
 

【材料】ジャパンフーズが後場大幅反落に転じる、「今期経常を19%下方修正」

  ジャパンF <2599> が後場、大幅反落に転じた。朝方は7月26日以来の高値水準を付ける場面があったものの、23日後場(13:00)に決算を発表。14年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比33.9%増の15.5億円に拡大した。しかし、併せて通期の同利益を従来予想の15億円→12.2億円(前期は7.9億円)に18.7%下方修正し、増益率が87.7%増→52.7%増に縮小する見通しとなったことが材料視されている。

  同社発表によれば、昨年7月に新ラインを導入し製造能力を増強したことを受け、第2四半期累計期間の売上高から四半期純利益までそろって過去最高を更新した。しかし、第1四半期で生産効率が計画を下回り、飲料メーカーの在庫調整から9月の受注が計画比減少したことなどが響いたという。
(執筆者:熱田和雄 ストック・データバンク

株探からのお知らせ

    日経平均