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【市況】日経平均は9円高で推移、米財政協議の進展期待を背景に下げ渋る


11時00分現在の日経平均株価は14450.64円(前日比9.10円高)で推移している。昨晩の米国市場は、財政協議の上院における与野党協議の中断が嫌気され下落となったほか、格付け会社フィッチが米国の格付けをウォッチネガティブに指定したことを受けて、主力株を中心に売り先行でスタートした。ただし、一部で、債務上限引き上げと政府機関の再開に向けた合意が数時間以内に発表する可能性と報じられ、売り一巡後は下げ渋る格好に。

個別では、ソフトバンク<9984>がスマホ関連2社を2500億円で買収すると伝わり堅調。また、自社株買いの実施を発表したヤマダ電機<9831>が強い動き。その他、NKSJ<8630>やMS&AD<8725>など保険株の上昇が目立っている。一方、トヨタ<7203>やホンダ<7267>、富士重<7270>など自動車株が軟調。また、三菱UFJ<8306>や三井住友<8316>などメガバンクも売り優勢となっている。

《OY》

 提供:フィスコ

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