【経済】(中国)銀行が相次いで住宅ローン業務を一時停止、不動産市場壊滅の危険を察知か
国内メディアによると、貸し出し枠を使い切ったことを理由に主要都市の銀行が相次いで住宅ローンの供給を一時停止しているという。また、住宅ローンの提供を継続している銀行も相次いで金利優遇などを廃止しているとも報じられた。
住宅ローンの一時停止について、金利の自由化に伴う利ザヤの縮小が一因だと分析された。一部では、不動産市場の壊滅リスクが高まっていることを察知した銀行が先手を打っているとの見方が浮上。なお、一部地方都市の不動産市場が事実上崩壊していると言われている。これが主要都市に波及する場合、不良債権が予想以上に拡大する可能性があると警戒されている。
《ZN》
提供:フィスコ