千趣会、今期経常を45％下方修正

売却損約36億円を計上する予定です。なお、当該株式売却損は、連結決算において消去されることになります。　連結決算においては、前回発表予想は当該会社らが通期で連結子会社である前提での予想値であり、ブライダル事業については新型コロナウイルス感染症の影響が2021年度末まで継続することを想定しつつも、予定されていた挙式披露宴のうち実施されなかった大多数がキャンセルではなく延期であり、成約件数が相当程度確保できていることから2021年12月期第２四半期である５月以後に挙式数が回復すると想定し、2021年12月期の年間売上高は2019年12月期実績の８割程度になると仮定しておりました。しかしながら、本株式譲渡の実行により、緩やかに回復すると見込んでおりました第２四半期以降の当該会社らの損益が当社の連結範囲から除外されることに伴い、連結売上高は760億円、連結営業利益は10億円となり、前回発表予想を下回る見通しです。連結経常利益は、支払利息の減少等により11億円となる見通しです。また、親会社株主に帰属する当期純利益は、本株式譲渡の実行に伴う関係会社株式売却益として約２億円、税効果会計の影響による法人税等調整額の減少として約50百万円、及び2021年３月19日付で公表しました「持分法適用関連会社の異動に関するお知らせ」に記載しましたワタベウェディング株式会社が当社の持分法適用関連会社から除外されることに伴う持分変動損失として約２億円が新たに発生することにより、11億50百万円となる見通しです。　なお、通信販売事業については堅調に推移していることから、ブライダル事業以外の各事業の予想値については前回発表予想値の内訳からの大幅な変更はございません。　本株式譲渡の実行により当期の連結業績予想値は下方修正となるものの、新型コロナウイルス感染症収束の不確実性の影響による今後のブライダル事業の大幅な業績下振れリスクの排除、ブライダル事業に関連する有利子負債残高の削減による連結グループの財務体質やキャッシュ・フローの改善、及びコア事業である通信販売事業への経営資源の集中的な投下の実現により、中長期的には当社の企業価値向上に資するものと確信しており、株主の皆様への安定的な利益還元が実現できるよう引き続きグループを挙げて取り組んでまいります。　なお、今回の業績予想修正に伴う配当予想の修正はございません。前回発表のとおり、中間配当金３円／１株、期末配当金４円／１株、年間配当金７円／１株を予想しております。株主の皆様には、引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます。