鹿島 <
1812> が3月22日後場(13:30)に業績・配当修正を発表。16年3月期の連結経常利益を従来予想の620億円→1100億円(前期は213億円)に77.4%上方修正し、増益率が2.9倍→5.1倍に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の252億円→732億円(前年同期は142億円)に2.9倍増額し、増益率が77.5%増→5.1倍に拡大する計算になる。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の6円→8円(前期は5円)に大幅増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(1)個別業績予想 国内建設工事の利益率が向上する見通しとなったことを主因に、営業利益は前回発表予想を490億円上回る840億円、経常利益は前回発表予想を450億円上回る800億円、当期純利益は前回発表予想を200億円上回る400億円となる見込みであります。(2)連結業績予想 単体の修正理由に加え、国内外の関係会社の業績も概ね堅調に推移したことから、営業利
»続く
益は前回発表予想を500億円上回る1,070億円、経常利益は前回発表予想を480億円上回る1,100億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前回発表予想を300億円上回る700億円となる見込みであります。
当社における利益配分につきましては、健全な経営基盤を維持するため、内部留保金を確保しつつ、株主の皆様に対する安定的な配当を行うとともに、業績に応じた利益還元を行うことを基本方針としております。 このような方針のもと、本日の業績予想の修正を踏まえ、当期(平成28年3月期)の配当予想につきましては、期末配当金を前回予想3円から2円増配の1株当たり5円に修正いたします。これにより、当期における予想配当金は、中間配当金3円を含め、1株当たり年8円となります。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報から得られた判断に基づいており、実際の業績等は、様々な要素により記載の予想数値とは異なる結果となる可能性があります。