エスエルディー、今期経常を一転41％減益に下方修正、配当は20円に修正

4店舗の結果となる見込みですが、その内、一部の店舗については、既存店舗同様の天候要因に加え、一部の新エリアへの新規店舗において当初想定していた以上に顧客認知に時間を要していること、試験的な小規模業態店舗の出店を行ったことによる影響が特に下半期（年末年始の繁忙期を含む）において発生し、また、一部の前期出店店舗のオープン期間特有の集客効果の反動が想定以上であった影響等もあった結果、新規店舗の売上高についても当初計画を下回る見込みとなりました。なお、当社は前々期末までに出店した店舗を「既存店舗」、前期以降に出店した店舗を「新規店舗」と定義しております。 （利益について）材料費、出店初期費用等のコストコントロールを実現したものの、上記の既存店舗及び新規店舗の売上高減少による影響が大きく、営業利益及び経常利益につき、当初計画を下回る見込みとなりました。また、出店商業施設の建替え決定等に伴う退去店舗及び一部の収益性が低下した店舗につき、固定資産の減損処理に係る特別損失の計上見込みにより、当期純利益についても当初計画を下回る見込みとなりました。当社は、「To Entertain People　～より多くの人々を楽しませるために～」という企業理念のもと、店舗運営等を通じて様々なカルチャーコンテンツを引き続き提供してまいります。かかるカルチャーコンテンツの企画・開発の環境基盤である直営店舗展開につきましても、既存店舗業績を確保するための様々な営業施策、新規店舗の安定的かつ積極的な出店に加え、新たな業態・メニュー・イベント等のユニークなコンテンツの充実に注力してまいります。２．特別損失の計上について　当社は、平成28年３月期通期の決算において、特別損失として上記の出店商業施設の建替え決定等に伴う退去店舗及び一部の収益性が低下した店舗の固定資産につき、「固定資産の減損に係る会計基準」に基づき減損損失約110百万円の特別損失を計上する見込みとなりました。（注）本資料に記載されている業績予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後さまざまな要因により、予想数値と異なる可能性があります。

　当社は、株主への利益配分につきましては重要な経営課題の一つと位置づけ、各期の経営成績、企業体質の強化と将来の事業展開に向けた内部留保の充実等を総合的に勘案しつつ、配当を実施していくことに努めることを基本方針としております。平成28年３月期の期末配当予想につきまして、平成27年５月15日公表の平成27年３月期決算短信においては無配としておりましたが、この度、財務状況や今後の業績等を総合的に検討した結果、当期の期末配当予想を１株あたり20円に修正いたします。