一正蒲鉾、今期最終を一転60％減益に下方修正

業科技が保有する事業用資産について、将来の回収 可能性を検討した結果、帳簿価額を回収可能価額まで減額し、減損損失２億60百万円を計上することといたしま した。なお、回収可能価額については、不動産鑑定評価額を基準とした正味売却価額により測定しております。　（2）（個別）関係会社株式評価損、貸倒引当金繰入額　　一正農業科技に対する投融資について、金融商品に関する会計基準に基づき、営業損失の発生により株式の実 質価額が低下していることに伴い関係会社株式評価損10億54百万円を計上するとともに、貸付金の回収可能性を検 討した結果、貸倒引当金繰入額６億15百万円を計上することといたしました。なお、上記の関係会社株式評価損およ び貸倒引当金繰入額については、連結財務諸表上では全額消去されるため、連結業績への影響はありません。４．業績予想修正の理由 （1）連結 (イ)第２四半期業績予想 売上高については、水産練製品、惣菜事業においておせちは前年同期比以上の販売実績となったものの、記録 的な暖冬により揚物や調理済みおでん等の季節商品が予算に達しなかったこと、また、きのこ事業においても気温の 影響等による販売単価の記録的な下落が生じたことにより、当初予想に対して減収の見込みであります。 営業利益、経常利益については、売上高が予算に達しなかったこと、低粗利商品の販売構成比が上昇したこと、す り身が高値で推移したことなどにより、当初予想に対して減益の見込みであります。 親会社株主に帰属する四半期純利益については、１．特別損失の計上およびその内容（1）（連結）減損損失の記 載内容によるものであります。　(ロ)通期業績予想 売上高については、水産練製品、惣菜事業において第２四半期と同水準で通期も進捗するものと見込むこと、きの こ事業において国内は販売価格の低迷が継続する予想のもと、当初予想に対して減収の見込みであります。 なお、前年通期比では2.5％の増収の見込みであります。 営業利益、経常利益については、すり身価格の高値の影響および低粗利商品の販売構成比が高止りする予想のも と、当初予想に対して減益の見込みであります。なお、営業利益は前年通期比では56.7％、経常利益は前年通期比 では8.3％の増益の見込みであります。 親会社株主に帰属する当期純利益については、１．特別損失の計上およびその内容（1）（連結）減損損失の記載 内容によるものであります。　　なお、平成28年６月期の配当については、平成27年７月31日に公表いたしましたとおり、期末配当として１株当たり６ 円を予想しております。 （2）個別 平成28年６月期第２四半期および通期の売上高、経常利益については、主に４．業績予想修正の理由（1）連結　(イ)第２四半期業績予想　(ロ)通期業績予想に記載のとおりであり、当期純利益については、１．特別損失の計上およ びその内容（2）（個別）関係会社株式評価損・貸倒引当金繰入額の記載内容によるものであります。５．役員報酬の減額について　　当社は、このたびの平成28年６月期第２四半期累計期間および通期業績予想の下方修正を真摯に受け止め、経営 責任を明確にするため、下記のとおり役員報酬を減額いたします。 （1）役員報酬の減額の内容　　 代表取締役社長　　　　　月額報酬の30％を減額　　 取締役副社長　　　　　　月額報酬の20％を減額 （2）対象期間　　　 平成28年２月～平成28年４月まで（３ヶ月間）※上記の予想は現時点において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後さまざまな要因によって予想数値と異なる可能性があります。