トクヤマ <
4043> が10月30日昼(11:30)に決算を発表。16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は27.8億円の黒字(前年同期は805億円の赤字)に浮上し、従来予想の5億円の黒字を上回って着地。
併せて、通期の同損益を従来予想の60億円の黒字→140億円の黒字(前期は653億円の赤字)に2.3倍上方修正した。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比26.0%減の112億円に減る見通しとなった。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は27.2億円の黒字(前年同期は840億円の赤字)に浮上したが、売上営業利益率は前年同期の6.9%→6.1%に悪化した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
通期連結業績予想につきましては、売上高は通期個別業績予想の修正理由により、予想を下回る見込みです。営業利益は、国産ナフサ価格下落により石油化学製品の損益が改善し、予想を上回る見込みです。経常利益は、上記理由により、予想を上回る見込みです。親会社株主に帰属する当期純利益は、上記理由に加え、固定資産の譲渡に伴い固定資産売却益を特別利益として計上することにより
»続く
、予想を上回る見込みです。 通期個別業績予想につきましては、売上高は国産ナフサ価格の下落による石油化学製品の販売価格の軟化等により予想を下回る見込みです。経常利益は、国産ナフサ価格下落により石油化学製品の損益が改善することに加え、為替等の影響でTokuyama Malaysia Sdn. Bhd.に対する投資損失引当金の計上見込額が減少したため、予想を上回る見込みです。当期純利益は、上記理由に加え、固定資産の譲渡に伴い固定資産売却益を特別利益として計上することにより、予想を上回る見込みです。