広栄化学 <
4367> [東証2] が10月29日後場(13:00)に決算を発表。16年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常損益(非連結)は4.9億円の黒字(前年同期は0.4億円の赤字)に浮上し、従来予想の3.5億円の黒字を上回って着地。
併せて、通期の同利益を従来予想の8.5億円→10億円(前期は7億円)に17.6%上方修正し、増益率が20.9%増→42.2%増に拡大する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比31.9%減の5億円に落ち込む見通しとなった。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比70.9%増の3.1億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の3.0%→8.5%に急改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(第2四半期累計期間)第2四半期累計期間の業績につきましては、平成27年5月12日に公表しました業績予想に比べ一部出荷が下期にずれ込みましたが、売上高は概ね予想どおりとなりました。利益面につきましては、原燃料価格が当初予想に対し低位安定に推移したことに加え、医農薬中間体の販売増が貢献し、営業利益及び経常利益はいずれも当初予想を上回りました。四半期純利益は大
»続く
阪工場に係る特別損失210百万円を計上したことにより当初予想を下回りました。(通期)通期業績予想につきましては、売上高は一部出荷の下期へのずれ込みにより、前回発表予想(平成27年5月12日)から変更ありません。営業利益、経常利益、当期純利益につきましては、第2四半期累計期間の実績が当初予想を上回ることにより、上記のとおり業績予想を修正いたします。なお、平成28年3月期の配当予想につきましては、平成27年5月12日に公表しました1株当たり7円の配当予想から変更ありません。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したもので、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。