新光電工 <
6967> が10月29日後場(13:00)に決算を発表。16年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.9倍の78.8億円に急拡大した。
しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の121億円→98億円(前期は89.7億円)に19.0%下方修正し、増益率が34.8%増→9.2%増に縮小する見通しとなった。
会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比69.4%減の19.1億円に大きく落ち込む見通しとなった。
直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比75.2%増の37.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.0%→9.5%に急改善した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
半導体市場は、パソコン市場低迷の影響に加え、中国および新興国経済の減速や、これまで需要を牽引してきたスマートフォン市場の成長鈍化等を背景に、先行き不透明感がさらに強まり、企業間の競争が一段と激化するなど、今後、厳しい状況が続くものと想定されます。 当社におきましては、フリップチップタイプパッケージ等が厳しい市場環境の影響を受け、また、第2四半期において固
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定資産の減損損失を計上したことなどにより、売上および収益が想定を下回ることが見込まれます。 つきましては、平成27年4月28日に発表いたしました平成28年3月期通期連結業績予想数値を修正いたします。 なお、通期業績予想の前提となる第3四半期以降の為替レートは、1米ドル=115 円を想定しております。※上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであります。 実際の業績は、今後さまざまな要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。