【材料】テスラ、冴えない決算も時間外で売買交錯 成長回帰の文言削除=米国株個別
(NY時間16:47)(日本時間05:47)時間外
テスラ<TSLA> 239.15(+1.18 +0.50%)
テスラ<TSLA>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、時間外で売買が交錯している。1株利益、売上高とも予想を大きく下回ったほか、ガイダンスは第2四半期の報告で再検討を予定しており、今回は決算報告から成長回帰の文言を削除した。「成長は多様な要因に依存しており、貿易政策の影響は測定が困難」としている。なお、関税については自動車よりもエネルギー部門に大きな影響があると述べた。
今回の決算は、関税、古くなった車種ラインナップ、マスクCEOへの反発などが影響を及ぼしていることを示唆している。年間売上高が成長に戻るという以前の予測を削除し、代わりに「車両事業成長の基盤を築くための慎重な投資を行っている」と述べた。
今回の成長回帰の文言を削除は2024年の厳しかった1年を背景にしている。同社は初めて年間販売の成長目標を達成できず、今月発表された第1四半期の車両販売台数も予想を下回っていた。
ただ、投資家が注目していた「新型車の計画は年前半の生産開始に向けて順調に進んでいる。手頃な価格のモデルはコスト削減の減少に繋がる」と述べている。
明らかに冴えない決算ではあったものの、株価は時間外で売買交錯に留まっている。事前に弱い内容であることは想定済みのところもあり、同社株はすでに年初来で41%下落している。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.27ドル(予想:0.43ドル)
・売上高:193.4億ドル 9.2%減(予想:213.7億ドル)
・粗利益率:16.3%(予想:16.1%)
・営業利益:3.99億ドル(予想:11.3億ドル)
・FCF:6.64億ドル(予想:10.8億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
テスラ<TSLA> 239.15(+1.18 +0.50%)
テスラ<TSLA>が引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、時間外で売買が交錯している。1株利益、売上高とも予想を大きく下回ったほか、ガイダンスは第2四半期の報告で再検討を予定しており、今回は決算報告から成長回帰の文言を削除した。「成長は多様な要因に依存しており、貿易政策の影響は測定が困難」としている。なお、関税については自動車よりもエネルギー部門に大きな影響があると述べた。
今回の決算は、関税、古くなった車種ラインナップ、マスクCEOへの反発などが影響を及ぼしていることを示唆している。年間売上高が成長に戻るという以前の予測を削除し、代わりに「車両事業成長の基盤を築くための慎重な投資を行っている」と述べた。
今回の成長回帰の文言を削除は2024年の厳しかった1年を背景にしている。同社は初めて年間販売の成長目標を達成できず、今月発表された第1四半期の車両販売台数も予想を下回っていた。
ただ、投資家が注目していた「新型車の計画は年前半の生産開始に向けて順調に進んでいる。手頃な価格のモデルはコスト削減の減少に繋がる」と述べている。
明らかに冴えない決算ではあったものの、株価は時間外で売買交錯に留まっている。事前に弱い内容であることは想定済みのところもあり、同社株はすでに年初来で41%下落している。
(1-3月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.27ドル(予想:0.43ドル)
・売上高:193.4億ドル 9.2%減(予想:213.7億ドル)
・粗利益率:16.3%(予想:16.1%)
・営業利益:3.99億ドル(予想:11.3億ドル)
・FCF:6.64億ドル(予想:10.8億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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