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米国株見通し:米国内の懸念材料意識して慎重ムードも


S&P500先物  2779.00(+0.25) (18:05現在)
ナスダック100先物  7070.75(+2.50) (18:05現在)


 18時05分時点のグローベックス米株式先物市場で、S&P500先物とナスダック100先物は小高く推移。NYダウ先物は5ドル安程度で推移している。欧州株式市場もほぼ全面高。時間外取引のNY原油先物は前日比0.10ドルほどの上昇で推移。こうした流れを受け、20日の米株式市場は売り買い交錯気味に始まりそうだ。


 米中通商協議では閣僚級会合が明日から始まることで、進展期待が一段と高まりそうだ。ただ、前日は米商務省の自動車輸入の調査報告書や、トランプ大統領の国家非常事態宣言に対する複数州の提訴が懸念材料として意識されており、一方で慎重なムードも続く可能性がある。NY原油先物は、需給改善の思惑が下支えとなり底堅い展開が見込まれる。


 本日発表となる米経済指標はないが、1月29-30日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公表される。声明では今後の引き締めに慎重姿勢が示されたが、議事要旨からも利上げに否定的な見解がみられるはずであり、株式市場にはポジティブな材料になりそうだ。決算発表は、CVSヘルスやアナログ・デバイセズなどが予定されている。

《KK》

 提供:フィスコ

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