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「人材派遣」が9位にランクイン、海外情勢に左右されない内需好業績セクター<注目テーマ>

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 みんなの株式と株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人材派遣」が9位にランキングされている。

 世界景気の先行き減速懸念を背景に日米株式市場は変調、東京市場では主力輸出株には足もと風向きの悪い展開となっている。ただ、相対的に内需のテーマ株には物色の矛先が向かいやすい地合いで、個人投資家は中小型材料株で目ざとく回転を利かしている向きも少なくないようだ。

 そうしたなか、海外株式や為替の影響を受けない好業績セクターとして注目されるのが人材派遣業界だ。厚労省が11月末に発表した10月の求人倍率は1.62倍と前月をわずかに下回ったが、依然として企業の求人需要は極めて旺盛だ。

 一方、求人需要は高水準でも、職種や年齢などで条件が合わないミスマッチも指摘される。実際のところ「ミスマッチ失業」は3%程度にとどまっているとされるが、潜在する労働力をいかに発掘していくかが今後の一つのテーマとなっている。自動車やIT系などの技術者不足が顕著となるなか、アルトナー<2163>、セラク<6199>、UTグループ<2146>、スリープログループ<2375>、夢テクノロジー<2458>、アルプス技研<4641>、テクノプロ・ホールディングス<6028>、ヒップ<2136>などのテクノロジスト派遣を手掛ける銘柄は再評価余地がある。

 また、外国人就労拡大の流れは、人材ビジネスの業界地図に大きな変化をもたらす可能性がある。安倍政権下での入管法改正の動きは、アジア地域の外国人の間でも強い関心を集めており、これに対応した人材関連企業の収益機会拡大にマーケットの視線が向いている。関連銘柄としてはパソナグループ<2168>、パーソルホールディングス<2181>など大手のほか、アウトソーシング<2427>やnmsホールディングス<2162>、ヒューマンホールディングス<2415>などが注目される。また、人材派遣会社の範疇ではないが、全国で日本語学校を積極展開する京進<4735>なども有力関連銘柄として頭角を現している。

 今月17日には介護・医療向け人材派遣を手掛けるツクイスタッフ<7045>がジャスダック市場に上場する。これがニチイ学館<9792>やキャリアなど同分野の人材派遣関連銘柄の株価を刺激する可能性もありそうだ。

 このほか、求人情報サイトを手掛ける銘柄群からも目が離せない。ディップ<2379>やエン・ジャパン<4849>、アルバイトタイムス<2341>、ピーエイ<4766>、キャリアデザインセンター<2410>なども合わせてマークしておきたい。

出所:みんなの株式(minkabu PRESS)

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