ソフトMAX <
3671> [東証M] が12月11日大引け後(15:00)に業績修正を発表。15年12月期の経常利益(非連結)を従来予想の3億3000万円→1億円(前期は1億4600万円)に69.7%下方修正し、一転して31.5%減益見通しとなった。
会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の経常利益も従来予想の2億5900万円→2900万円(前年同期は2500万円)に88.8%減額し、増益率が10倍→16.0%増に縮小する計算になる。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2.通期業績予想修正の理由 当期の受注状況につきましては、医療機関のITシステム投資に対する慎重姿勢が継続し、当上半期では当初予想どおりの成果をあげることができませんでした。また当下半期では、わが国の医療ICT構築では先進的な取り組みである「クラウドプロジェクト」のモデルとなる、独立行政法人地域医療機能推進機構(以下;JCHO)のクラウド型病院基幹情報シス
»続く
テム構築を受託(平成27年7月28日開示)し、7月から11月の実績は前年を上回っております。一方当期の売上高は、上半期の受注が当初の見込みを下回ったことに加え、下半期は、翌期以降のJCHO案件の稼動並びに今後のクラウド型システムの全国展開に対応したシステム開発、機能強化に経営資源を割いたためとJCHO以外の医療機関の案件も多くが翌期へずれ込み、当初予想を下回る見込みとなりました。また、売上高の減少に伴い、営業利益、経常利益、当期純利益いずれも当初予想を下回る見込みとなりました。尚、平成27年11月末の受注残高は、2,449百万円(前年同月末比: 164.6%)となっております。3.期末配当予想について 上述のとおり、通期の業績見通しは下方修正いたしますが、来期以降の収益拡大を見込み、期末配当金の予想につきましては、平成27年2月13日に公表しましたとおり、1株当たり20円を据え置くことになる予定です。(注)本資料に記載されている業績予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後さまざまな要因により、予想数値と異なる可能性があります。
業績予想の修正
今下期【修正】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
旧 15.07-12 |
2,118 |
262 |
259 |
167 |
84.07 |
20 |
15/08/04 |
新 15.07-12 |
1,389 |
11 |
29 |
12 |
6.04 |
20 |
15/12/11 |
修正率 |
-34.4 |
-95.8 |
-88.8 |
-92.8 |
-92.8 |
|
(%) |
今期【修正】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
旧 2015.12 |
3,700 |
316 |
330 |
195 |
98.16 |
20 |
15/02/13 |
新 2015.12 |
2,971 |
65 |
100 |
40 |
20.14 |
20 |
15/12/11 |
修正率 |
-19.7 |
-79.4 |
-69.7 |
-79.5 |
-79.5 |
|
(%) |
※単位:売上高、営業益、経常益、最終益…「百万円」。1株益、1株配は「円」。率は「%」
※最新予想と従来予想との比較
今期の業績予想
下期業績
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
14.07-12 |
1,623 |
19 |
25 |
17 |
8.6 |
40 |
15/02/13 |
予 15.07-12 |
1,389 |
11 |
29 |
12 |
6.0 |
20 |
15/12/11 |
前年同期比 |
-14.4 |
-42.1 |
+16.0 |
-29.4 |
-30.2 |
|
(%) |
今期【予想】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
2013.12 |
3,510 |
289 |
275 |
166 |
87.4 |
40 |
14/02/14 |
2014.12 |
3,540 |
115 |
146 |
83 |
42.0 |
40 |
15/02/13 |
予 2015.12 |
2,971 |
65 |
100 |
40 |
20.1 |
20 |
15/12/11 |
前期比 |
-16.1 |
-43.5 |
-31.5 |
-51.8 |
-52.1 |
|
(%) |
※最新予想と前期実績との比較。予想欄「-」は会社側が未発表。
※上記の業績表について
- ・「連」:日本会計基準[連結決算]、「単」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「U」:米国会計基準、「I」:国際会計基準(IFRS)、「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。連結と非連結が混在しない場合は、「連」「単」表記は省略します。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
【注意】「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。