ヒラノテク <
6245> [東証2] が10月30日大引け後(15:15)に業績・配当修正を発表。16年3月期の連結経常利益を従来予想の12億円→16億円(前期は6.4億円)に33.3%上方修正し、増益率が86.0%増→2.5倍に拡大する見通しとなった。
同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の3億円→3億円(前年同期は4.5億円)に1.0%上方修正し、減益率が34.1%減→33.4%減に縮小する見通しとなった。
業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の14円→16円(前期は10円)に増額修正した。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
(平成28年3月期第2四半期(累計)連結業績予想) 第2四半期連結累計期間につきましては、売上高は顧客の納期変更等により検収が第3四半期以降へずれ込む等の要因により予想より減収となりました。一方、営業利益及び経常利益につきましては生産性の向上、コスト改革及び合理化策の推進により原価率が低減し概ね予想どおりとなる予定であります。 (平成28年3月期通期連結業
»続く
績予想) 通期につきましては、市場環境に改善の傾向が見られるなか受注残高も堅調に推移しており、短納期等への対応も鑑み生産計画を見直した結果、売上高、利益とも前回予想を上回ることが予想されますので通期業績予想を修正いたします。
当社の配当につきましては、企業の収益状況により決定するものと考えており、新技術開発・事業の拡大などへの内部留保も考慮し、安定的な配当の維持を基本としております。 本日発表の通期連結業績予想の修正のとおり、平成28年3月期通期連結業績予想は、平成27 年5月11日に公表いたしました予想を上回る見込みであります。つきましては、当期業績予想を勘案し利益配分に関する基本方針に基づき、当期の期末配当金予想を1株当たり2円増配し8円に修正いたします。
業績予想の修正
今上期【修正】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
旧 15.04-09 |
7,000 |
260 |
300 |
230 |
15.29 |
8 |
15/05/11 |
新 15.04-09 |
6,271 |
258 |
303 |
196 |
13.03 |
8 |
15/10/30 |
修正率 |
-10.4 |
-0.8 |
+1.0 |
-14.8 |
-14.8 |
|
(%) |
今期【修正】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
旧 2016.03 |
16,000 |
1,130 |
1,200 |
820 |
54.51 |
14 |
15/05/11 |
新 2016.03 |
17,500 |
1,530 |
1,600 |
1,000 |
66.47 |
16 |
15/10/30 |
修正率 |
+9.4 |
+35.4 |
+33.3 |
+22.0 |
+21.9 |
|
(%) |
※単位:売上高、営業益、経常益、最終益…「百万円」。1株益、1株配は「円」。率は「%」
※最新予想と従来予想との比較
今期の業績予想
上期業績
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
14.04-09 |
7,084 |
420 |
455 |
324 |
21.6 |
5 |
14/11/07 |
予 15.04-09 |
6,271 |
258 |
303 |
196 |
13.0 |
8 |
15/10/30 |
前年同期比 |
-11.5 |
-38.6 |
-33.4 |
-39.5 |
-39.8 |
|
(%) |
今期【予想】
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
1株益 |
1株配 |
発表日 |
2014.03 |
28,504 |
3,568 |
3,647 |
2,117 |
140.7 |
30 |
14/05/09 |
2015.03 |
14,514 |
553 |
645 |
445 |
29.6 |
10 |
15/05/11 |
予 2016.03 |
17,500 |
1,530 |
1,600 |
1,000 |
66.5 |
16 |
15/10/30 |
前期比 |
+20.6 |
2.8倍 |
2.5倍 |
2.2倍 |
2.2倍 |
|
(%) |
※最新予想と前期実績との比較。予想欄「-」は会社側が未発表。
※上記の業績表について
- ・「連」:日本会計基準[連結決算]、「単」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「U」:米国会計基準、「I」:国際会計基準(IFRS)、「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。連結と非連結が混在しない場合は、「連」「単」表記は省略します。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
【注意】「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。