桂川電機、今期経常を一転赤字に下方修正、配当も無配転落

純損失を計上するに至りました。 　当社グループは、業績予想の為替レートを110円 としており、実際の為替レートは、当社グループに有利な状況で推移しましたが、国内外での企業間競争の激化による販売価格の下落、アジア経済の減速による中国、ロシアなど新興市場においての販売低下、欧州市場の販売体制の再構築に時間と費用を要する等、第３四半期でも業績は落込み、期末に向けても厳しい状況は続き、当初の予想を大きく下回る見込みとなりましたため、平成27年５月20日に公表いたしました通期連結業績予想について修正させていただきます。　 なお、第３四半期決算短信において通期連結業績予想を修正いたしましたが、今後も業績予想を修正する必要があると判断した場合には、開示基準に従って速やかに開示いたします。

　　 当社の利益配分は、株主の皆さまへの利益還元を経営の最重要項目と位置づけており、安定配当を基本とした経営基盤を確立するとともに、配当性向の維持向上に努め、業績に応じた適正な利益還元をしていくことを基本方針としております。 　平成27年11月12日発表の平成28年３月期第２四半期決算短信では、親会社株主に帰属する四半期純損失を計上しておりましたが、利益回復を目指し配当予想は１株当たり５円を据え置いておりました。　 しかし、第３四半期決算短信においても、営業損失及び親会社株主に帰属する四半期純損失を計上し、今期の経営環境につきましては、厳しい状況が続くと想定されることから、誠に遺憾ではございますが、平成28年３月期の期末配当金につきましては、年間配当予想の５円から無配に修正させていただきます。 　株主の皆様には、大変深くお詫び申し上げるとともに、今後業績の回復を目指し努力いたす所存でございますので、引き続きご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。(注)上記の予測は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等はさまざまな要因により大きく異なる可能性があります。