木村化工機が続急騰、今期経常を一転6％増益に51％上方修正

　12日、木村化 <6378> が決算を発表。16年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益が5.3億円の黒字(前年同期は1.1億円の赤字)に浮上して着地したことが買い材料。

　利益率の高い原発向け汚染水処理設備の納入が進んだエネルギー・環境事業が収益を牽引した。エンジニアリング事業の採算改善も黒字浮上に貢献した。

　第1四半期(4-6月)業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の7.8億円→11.8億円に51.3％上方修正。従来の29.9％減益予想から一転して6.0％増益見通しとなった。

株探ニュース