ジェイホールディングス <
2721> [JQ] が6月27日大引け後(17:30)に業績修正を発表。16年12月期の連結経常利益を従来予想の9400万円→9700万円(前期は1200万円)に3.2%上方修正し、増益率が7.8倍→8.1倍に拡大し、従来の16期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。
なお、1-6月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
当社グループは、当社及び連結子会社4社で構成され、当社を持株会社とし、各子会社において「住宅事業」、「スポーツ事業」、「不動産事業」、「Web事業」をそれぞれ展開しております。今回、「住宅事業」を展開する株式会社イザットハウス(以下、「IZ社」といいます。)の子会社株式・金銭債権譲渡による連結除外及びこれに伴う特別損益の発生の影響、「スポーツ事業」を展開す
»続く
る株式会社ジェイスポーツ(以下、「JS社」といいます。)、「Web事業」を展開する株式会社フクロウ(以下、「FK社」といいます。)及び持株会社である当社の最近の業績動向、並びに「不動産事業」を展開する株式会社シナジー・コンサルティング(以下、「SC社」といいます。)の事業拡大を踏まえ、業績予想を修正するものであります。<売上高>売上高は1,495百万円(前回予想値比780百万円増(109.1%増))を見込んでおります。(住宅事業)本日付「子会社株式の譲渡(子会社の異動)、債権譲渡及び特別損益の発生並びに資金使途の変更に関するお知らせ」にて開示しましたとおり、連結子会社でありますIZ社の全株式を譲渡することを決議するとともに、当社がイザット社に対して有する金銭債権を併せて譲渡することを決議いたしました。これにより、当第2四半期をもってIZ社は当社グループの連結の範囲から除外され、住宅事業の損益の取り込みがなくなるため、当初業績予想に織り込んでいた当第3四半期以降の住宅事業の売上高が113百万円減少いたします。(スポーツ事業及びWeb事業)最近の業績動向を踏まえ、今回業績予想の修正において、「スポーツ事業」の客数減少による売上高の減少12百万円、「Web事業」のプロジェクト数の減少による売上高の減少35百万円を織り込んでおります。(不動産事業)平成28年4月28日付「子会社による販売用不動産の取得に関するお知らせ」及び平成28年6月15日付「子会社による販売用不動産の取得に関するお知らせ」にて開示しましたとおり、SC社では今後の収益拡大に向けて、不動産販売事業を拡大してまいります。当第2四半期以降、大型案件2件の売却を予定しており、これによる、「不動産事業」の売上高の増加939百万円を織り込んでおります。<営業利益及び経常利益>営業利益は103百万円(前回予想値比6百万円増(6.2%増))、経常利益は97百万円(前回予想値比3百万円増(3.2%増))を見込んでおります。持ち株会社である当社の管理部門コストの増加により、営業損益を23百万円下方修正するものの、IZ社の連結除外による営業損失取込みの減少17百万円、SC社の増収に伴う増益による影響7百万円を上方修正することにより、連結ベースの営業利益は6百万円の増加、経常利益は3百万円の増加を見込んでおります。<親会社株主に帰属する当期純利益>親会社株主に帰属する当期純利益は111百万円(前回予想値比17百万円増(18.1%増))を見込んでおります。本日付「子会社株式の譲渡(子会社の異動)、債権譲渡及び特別損益の発生並びに資金使途の変更に関するお知らせ」にて開示しましたとおり、連結子会社でありますIZ社の全株式を譲渡することを決議するとともに、当社がイザット社に対して有する金銭債権を併せて譲渡することを決議いたしました。これに伴い、当第2四半期の当社連結決算において、子会社株式売却益115百万円を特別利益に計上するとともに、貸倒引当金繰入額101百万円を特別損失に計上する見込みであり、当該特別損益を今回の業績予想の修正に織り込んでおります。●当社グループの今後の経営戦略前述のとおり、当社は、「住宅事業」を展開するIZ社の全株式を譲渡することにより、平成28年12月期第2四半期末をもって、「住宅事業」から撤退することとなります。今後は、「不動産事業」、「Web事業」、「スポーツ事業」の3事業を展開してまいりますが、その中でも「不動産事業」及び「Web事業」を主力事業として位置付け、今後の収益拡大を図ってまいります。不動産事業においては、提案型の不動産売買仲介業務及びコンサルティング業務に関して、人員を補強し案件数、成約数の増加を図るとともに、不動産の仕入・販売等より利益率の高い事業投資を実現してまいります。Web事業では、「プロダクションサービス」(ブランディング推進)として、顧客の商品及びサービスのブランディングサイトの企画・制作のために、軸となるWeb戦略を立案し、プロモーション展開、コンテンツ制作、モバイル対策等を行い、必要に応じてシステム開発なども加えた包括的なサービスを提供いたします。 また、オペレーションサービス(セールス促進)として、顧客のWebサイトを活用した販売促進のサポート業務として、技術面のサポート、費用対効果の測定、改善改良の提案、マーケティング等のサービスを提供いたします。スポーツ事業においては、プロサッカー選手によるスクール会員の増員や、各種イベントの開催を増加させることによる来店客数の増加を重点施策として図ってまいります。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において、入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因により予想数値とは異なる可能性があります。
業績予想の修正
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
旧 2016.12 |
715 |
97 |
94 |
94 |
51.16 |
0 |
16/02/19 |
新 2016.12 |
1,495 |
103 |
97 |
111 |
60.41 |
0 |
16/06/27 |
修正率 |
2.1倍 |
+6.2 |
+3.2 |
+18.1 |
+18.1 |
|
(%) |
※単位:売上高、営業益、経常益、最終益…「百万円」。修正1株益、修正1株配は「円」。率は「%」
※最新予想と従来予想との比較
今期の業績予想
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
15.01-06 |
723 |
-11 |
-10 |
-11 |
-6.7 |
0 |
15/08/14 |
予 16.01-06 |
- |
- |
- |
- |
- |
0 |
16/02/19 |
前年同期比 |
- |
- |
- |
- |
- |
|
(%) |
決算期 |
売上高 |
営業益 |
経常益 |
最終益 |
修正 1株益 |
修正 1株配 |
発表日 |
2014.12 |
1,426 |
-91 |
-93 |
-204 |
-117.1 |
0 |
15/02/17 |
2015.12 |
1,246 |
18 |
12 |
-35 |
-19.4 |
0 |
16/02/19 |
予 2016.12 |
1,495 |
103 |
97 |
111 |
60.4 |
0 |
16/06/27 |
前期比 |
+20.0 |
5.7倍 |
8.1倍 |
黒転 |
黒転 |
|
(%) |
※最新予想と前期実績との比較。予想欄「-」は会社側が未発表。
※上記の業績表について
- ・「連」:日本会計基準[連結決算]、「単」:日本会計基準[非連結決算(単独決算)]、「U」:米国会計基準、「I」:国際会計基準(IFRS)、「予」:予想業績、「旧」:修正前の予想業績、「新」:修正後の予想業績、「実」:実績業績、「変」:決算期変更
- ・[連結/非連結]決算区分の変更があった場合は、連続的に業績推移を追えるように、連結と非連結を混在して表示しています。連結と非連結が混在しない場合は、「連」「単」表記は省略します。
- ・決算期表記後の「*」は上場前の決算を示し、2018年以前に新規上場した銘柄では1株あたりの項目は株式分割などによる換算修正は行っていません。
- ・前期比および前年同期比は、会計基準や決算期間が異なる場合は比較できないため、「-」で表記しています。
- ・米国会計基準と国際会計基準では、「経常益」欄の数値は「税引き前利益」を表記しています。
- ・業績予想がレンジで開示された場合は中央値を表記しています。
【注意】「決算速報」「個別銘柄の決算ページ」で配信する最新の業績情報は、東京証券取引所が提供する適時開示情報伝達システム(TDnet)において、上場企業が公表する決算短信と同時に配信されたその企業自身の作成によるXBRL(企業の財務情報を電子開示するための世界標準言語)に基づいたデータをそのまま使用しています。同一の会計基準内で規則変更が行われた場合については、変更は考慮せずに比較を行っています。また、業績予想がレンジで開示された場合はレンジの中央値を予想値として採用しています。なお、この配信されたデータには、新興企業を中心に誤ったデータが配信される場合が希にあります。投資判断の参考にされる場合は、より正確な決算短信のPDFファイルを併せてご確認くださいますようお願いします。