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【経済】ビットコイン大家:ビットコインの価格はこれからどうなるのか?大きなポイントは2点!【FISCOソーシャルレポーター】


以下は、フィスコソーシャルレポーターのビットコイン大家(ブログ「大家が仮想通貨に投資してます」を運営、ツイッター@btc_landlord)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2017年12月5日18時に執筆

はじめまして、この度、FISCOさんのソーシャルレポーターをやらせて頂く事になりましたビットコイン大家と申します。
私は株や不動産に投資をしながら仮想通貨にも投資をしている個人投資家です。
ブログ(ブログ名:大家が仮想通貨に投資しています)も細々と更新していますので興味があれば是非検索してもらえると嬉しいです。

さて、ビットコイン(BTC)の価格の上昇がすごいことになってます。
11月26日にビットコインの価格は初めて100万円を突破しました。その後も価格の上昇は止まらず現在(2017年12月12日)は190万円前後で推移しています。今年の年初の価格が約11万円だったので、1年たらずで約17倍、半年間でみても9.5倍もの暴騰相場になってます。僅か1ヶ月前は83万円程度だったので、たったの1ヶ月で約90万円も急騰しています。凄まじいですよね。

ここまで急激に価格が上昇してしまうと、特にこれからビットコインに投資をしようとしている初心者は、正直なかなか手を出しにくい状況でしょう。思い切って今買ってしまった方がいいのか、それとも調整が入るのを待った方がいいのか、悩んでいる方もいるのではないでしょうか?

今回は初心者向けに、今後のビットコインの価格に影響を与えそうな出来事の中から2点を紹介させて頂きます。

1点目はハードフォーク(HF)です。
ビットコインはこれから複数回のハードフォークを控えています。ハードフォークとは、仮想通貨の仕様の変更をするため等に起きるブロックチェーンの分岐のことです。ハードフォークが起こりブロックチェーンが分岐されると、新しいコインが誕生します。そして、新たに誕生したコインは、分岐時点のビットコインの保有者に付与されます。付与された新コインが取引所で売買可能になれば、売却する事もできます。

これは言わば配当金に近い感覚です。言い方を変えると新コインがタダ(無料)で貰えるということです。となれば、ビットコインを保有することのインセンティブが増し、ビットコインを保有したいと思う人も増え、価格が上昇する要因になります。逆に、ハードフォークの計画が延期されたり、中止になった場合に失望売りが加速する可能性もあります。


もう1点は先物取引所への上場です。アメリカの大手デリバティブ取引所であるシカゴオプション取引所(CBOE)とCMEグループでビットコインの先物取引が今月から始まります。CBOEは12月10日(アメリカ時間)に取引開始し、CMEは12月18日(アメリカ時間)に取引開始予定です。これに加えて、ナスダックも18年6月にビットコイン先物取引を上場する可能性があると言われています。

これらの取引所に上場されれば、機関投資家の大きな資金が流入し、さらなる価格の上昇も期待できます。しかし先物が上場するということは「空売り」が出来るという事でもあるので、逆に価格が下がる可能性もあります(世紀の空売りが起こるかもしれません)。


実際には上記の2点以外にも複数の要素が絡み合いながらビットコインの価格は形成されていきます。とはいえ実際に未来がどうなるかは誰にも予測はできないので、「まだビットコインを持っていない」人は少額からでもいいので、許容できる範囲で試しに購入してみてはいかがでしょうか?


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執筆者名:ビットコイン大家
ブログ名:大家が仮想通貨に投資してます

《HT》

 提供:フィスコ

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