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【材料】任天堂が断トツの大商いで大幅高、国内有力証券が強気評価

任天堂 <日足> 「株探」多機能チャートより
 任天堂<7974>が大商いで4日ぶり急反発、一時前日比1000円高の2万6240円まで買い進まれた。売買代金は前引け時点で全上場銘柄中トップ、2位のソフトバンクグループ<9984>の1.5倍以上をこなす人気となった。市場では「地政学リスクが意識されるなか、ゲーム関連は国際情勢などの影響を受けにくい独自の成長シナリオを持っており、短期資金の値幅取りのターゲットとなっている銘柄が少なくない。そのなか、同社は為替の影響は受けるものの、売れ行き好調な『ニンテンドー スイッチ』に対する評価が折に触れて株価に好影響を与える」(準大手証券ストラテジスト)とする声が出ていた。

 また、みずほ証券が13日付で同社の投資判断「買い」、目標株価4万円で継続フォローしており、これが株高を後押ししている。当面の新作タイトルの2つである、「ARMS」が6月16日(日米欧など主要地域、従前は春発売予定)、「スプラトゥーン2」が7月21日(同、同夏予定)に発売日が決まったことについて、「想定通りであり、サプライズはないが、発売日未決定のタイトルは常に延期リスクと背中合わせであるため、安心材料であろう」との見解を示している。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)

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