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【市況】価格帯別出来高の抵抗帯突破を意識か/日経225・本日の想定レンジ

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

[本日の想定レンジ]
 30日のNY市場は下落。欧州委員会(EU)が、アイルランド政府による携帯端末のアップルの税制優遇は不当であるとして145億ドル追徴するよう命じたことで、他米国大手企業への波及懸念から下落に転じた。また、フィッシャーFRB副議長が複数回の利上げを示唆する発言を行ったことも上値を抑える要因となった。ダウ平均は48.69ドル安の18454.30、ナスダックは9.34ポイント安の5222.99。
 シカゴ先物にさや寄せする格好から買い先行で始まろう。価格帯別出来高の商いが膨れている16600-16800円のレンジ上限レベルでの攻防に。米雇用統計を控えて強弱感が対立しやすいため大きくトレンドは出難いと考えられるが、利上げ観測が高まる中、ドル高の流れが強まりやすく、レンジ突破を意識したスタンスに。16750-16900円のレンジを想定。

[予想レンジ]

上限 16900円-下限 16750円

《TM》

 提供:フィスコ

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