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【注目】前日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―

PCデポ <日足> 「株探」多機能チャートより

■PCデポ <7618>  790円 (-99円、-11.1%)

 東証1部の下落率トップ。ピーシーデポコーポレーション <7618> が大幅に4日続落。高額のサポートサービスの解約を巡るネットへの投稿を受けて株価は急落し、24日は一時780円まで売られ、1月21日につけた年初来安値803円を更新。騒動が発覚した今月中旬からの下落率は約4割に達した。市場からは、「今回の騒動によるイメージダウンが業績面での悪化につながらないかと懸念している」(アナリスト)との見方が出ており、契約解除を巡る騒動の落ち着きどころを探る展開となっている。

■しまむら <8227>  12,180円 (-1,070円、-8.1%)

 東証1部の下落率3位。23日、しまむら <8227> が月次売上速報を発表。8月既存店売上高が前年同月比5.5%減と3ヵ月ぶりにマイナスに転じたことが売り材料視された。敷パットやタオルケットの販売は好調だったものの、関東甲信地方での梅雨明けの遅れなどで、紳士・婦人部門を中心に夏物商品が不振だったことが響いた。

■ニトリホールディングス <9843>  11,170円 (-660円、-5.6%)

 東証1部の下落率4位。23日、ニトリホールディングス <9843> が月次国内売上高を発表。8月の既存店売上高は前年同月比2.2%増だったものの、直近3ヵ月に比べて伸び率が鈍化したことが嫌気された。客数が前年同月比0.8%増と伸び悩んだことも影響した。直近3ヵ月の既存店実績は春・夏向けの接触冷感機能を持つ寝具「Nクール」シリーズが牽引し、5月が7.0%増、6月は19.9%増、7月は6.1%増と好調を続けていた。

■ガンホー <3765>  238円 (-10円、-4.0%)

 東証1部の下落率9位。ガンホー <3765> は4日続落。日証金が23日付から貸株利用など貸借取引で、注意喚起銘柄に指定すると発表した。貸借取引の規制強化に伴って、売買の自由度が制限されるとの見方から売りが優勢となった。

※24日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋。


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